ご存知「光進丸」が悠々と航海する映像がスクリーンに映し出され、いよいよ世紀の共演の始まり。
「加山雄三船長でーす。」という桑田の紹介で、永遠の若大将の堂々の登場だ。ブルーのTシャツに真っ白なパンツ。ギターを抱えた桑田は赤と白の横じま模様のネイビーシャツにスカーフを巻いている。ほかのメンバーもセーラー服などに統一。船長とそれに従う乗組員というノリなのだ。
テーマソングとも言うべき「光進丸」を意気揚揚と歌い上げた船長加山。たちまち、そこは大海原を進む船の甲板のステージのように見えた。「いや、すごいね。オレ生まれて初めてだよ、こんなステージ。最初で最後だと思う」と6万人に驚く船長である。
40年前、初来日したビートルズと対面したことや、日本で最初に手作りのボードでサーフィンをしたことなど加山のトリビアを紹介した桑田。テレながらも、まんざらでもない加山。互いに茅ヶ崎出身という縁で結ばれ、桑田のラブコールで実現した夢のステージ。「旅人よ」を歌いながら、加山が桑田の肩に手をかけて、日本が生んだ若大将のツーショットが何とも言えないオーラを放った。
まだある。桑田からのサプライズ・プレゼントは9月に結婚を控えた加山の長男からのビデオメッセージだった。偉大な親父への敬愛の弁を述べる息子の言葉に、思わずグッときた若大将。生涯忘れられない「君といつまでも」につながった。
「サイコーだよ、桑田クン。」何度も繰り返す加山。隅々まで心のこもったリスペクトを形にした40分は、あっという間。
ラストソング「海その愛〜夕陽は赤く」の勇ましいメッセージは、燃える夕陽の映像と共に、ファンの胸に熱い思いを刻みつけた。
1.光進丸
2.夜空の星
3.蒼い星くず
4.ある日渚に
5.夕映えの恋人
6.熱風
7.お嫁においで
8.旅人よ
9.ブーメラン・ベイビー
10.ブラック・サンド・ビーチ
11.君といつまでも
12.海その愛〜夕陽は赤く
