
さあ、しんがりは祭りの首謀者・桑田佳祐を先頭に、松田弘、野沢“毛ガニ"秀行、原由子、関口和之が、2006年、初めての生のステージへのお目見えである。サポートメンバーを伴って、期待の渦の中へ。
クライマックスへ向けて、わずかのインターバルをワクワクさせながら待っていた6万人が、まさに総立ちとなった。ウォーという大歓声と拍手、拍手、拍手の波。
そして出てきたのが、「勝手にシンドバッド」のキツーイ一発。見事なストレートパンチじゃないか。野沢のサンバホイッスルがうれしい。もう皆が御輿の担ぎ手。ステージも客席も一体と化していった。
「サザンでーす。きょうは皆ありがとねー。大丈夫ですかー」と桑田が呼びかけた。2日間、旗振り役として、それぞれのミュージシャンを盛り上げてきた責任はひとまず置いて、サザンのパフォーマンスに専念する喜びがあふれる。
渋く「BREEZE」をキメ、「赤い炎の女」では斎藤誠のアコースティックギターが光った。昨年の壮大なツアーを思い起こさせる「ごめんよ僕が馬鹿だった」では、平松八千代、関口、桑田、斎藤の4人がフロントプレイで楽しさを再現。たたみかけるポップロックの王者のステージングに、6万人がただただ酔いしれる。
夏の名曲「真夏の果実」もやってくれた。そして通算52作目の最新シングル「DIRTY OLD MAN〜さらば夏よ〜」が炸裂。セクシーなダンサーたちがパーティーに彩りを添えた。「OH YEAH!」「OH NO!」の大合唱が響き渡った「ボディ・スペシャルU」からはクライマックスの中のクライマックス。もうやらないのか、とも思われた桑田のヅラも元気に復活。浜名湖名物うなぎをのっけて爆笑と熱狂の「マンピーのG★スポット」だ。底抜けに楽しい瞬間の連続。「夏は終わっちゃうけど、毎年皆とまたこうして会えたらいいね」と興奮を抑えきれない桑田が語りかけた。
